バージョン情報User Workspace Manager
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User Workspace Manager製品
Ivanti User Workspace Manager 製品スイートには、Application Control、Environment Manager、および Performance Manager があります。この製品スイートは、さまざまな言語をサポートしています。詳細については、「言語設定」をご参照ください。
User Workspace Manager 管理センター は、企業全体でUser Workspace Manager 製品、Application Control、Environment Manager、および Performance Manager を使用できるフレームワークです。
コンソール
User Workspace Manager コンソールは、[スタート] >[すべてのプログラム]> [Ivanti] メニューで該当するリンクを選択すると、起動します。以下の図は、例として Environment Manager を使用します。
構成ファイル
構成ファイルには、製品コンソールを使用して作成された設定が含まれます。
構成はすべてのユーザ プロファイルにローカルで保存され、NTFS セキュリティによって保護されます。評価モードでは、構成変更がカスタム Ivanti .a*mp 形式 (*=製品の初期設定) に保存され、エージェントによって読み取られます。
詳細モードでは、構成が User Workspace Manager 管理センター データベースに保存され、管理センター コンソールを使用して配布されます。
製品コンソールを使用して、MSI ファイルとの間で構成をインポートおよびエクスポートできます。これは、サードパーティ配布システムを使用して、テンプレートを作成し、構成を配布する際に役立ちます。
構成を作成または修正した後に、最新の設定を含む構成を保存し、設定が実装されていることを確認する必要があります。
エージェント
User Workspace Manager 製品は軽量エージェントを使用して、エンドポイントにインストールされ、実行されます。エージェントは管理されたコンピュータに配布され、構成ルールを実行します。評価モードでは、エージェントは直接ローカル コンピュータにインストールされます。詳細モードでは、構成が一元的に保存され、User Workspace Manager管理センター を使用して、リモートでネットワーク全体の複数の制御されたコンピュータに配布されます。
エージェントは Windows インストーラ MSI パッケージとして構築されています。このため、MSI 形式をサポートするサードパーティの配布システムを使用して配布できます。
User Workspace Manager 製品の配布の詳細については、管理センター ヘルプをご参照ください。
Application Control
Application Control を使用して、ユーザが物理または仮想デスクトップで受信するアプリケーションを制御します。
Application Control は、すべての許可されたアプリケーションの実行の自動ブロックなどの保護対策を提供し、ユーザが意図的または誤って実行ファイルをネットワークに導入する脅威を排除します。
詳細レベルの管理ができるため、特定のアプリケーションを実行する権限を付与するユーザをユーザ レベルで決定できます。
AM Web サービス
AM Web サービスは、Application Control インスト－ルの一部として、選択したコンピュータにインストールされます。Internet Information Services (IIS) または SQL Server などの一般的なサーバ ツールが必要な軽量このポーネントです。評価モードでは、サービスが選択したコンピュータにインストールされます。詳細モードでサービスをインストールするには、[アプリケーション権限検出] オプションを選択する必要があります。
Application Control および Application Control Web サービスの詳細については、Application Control ヘルプをご参照ください。
Environment Manager
Environment Manager は、ユーザ仮想化ソリューションであり、ユーザの一貫した、予測可能な、カスタマイズされた作業経験を保証します。
ユーザ仮想化により、企業デスクトップの構築、提供、および管理方法の基本的な部分が変わります。
Environment Manager では、標準デスクトップ イメージを使用して、完全に構成およびカスタマイズされたデスクトップをすべての従業員に提供します。デスクトップのユーザ コンポーネント (ユーザ個人用設定) は、オペレーティング システムとアプリケーションから分離され、別個に管理され、必要に応じてデスクトップに適用されます。デスクトップの提供方法に関係なく、スクリプト、グループ ポリシー、ローミング ユーザ プロファイルを使用せずに、実行されます。
Environment Manager は、ローミング プロファイルよりも効率的な代替策を提供し、プロファイル破損の可能性を低減しながら、一貫したシームレスな作業経験を実現します。
Environment Manager はオンデマンドでユーザ データを適用するため、配信方法を組み合わせ、プラットフォームとオペレーティング システム間でユーザを移行し、ユーザ経験に影響を与えずに企業デスクトップを更新できます。
Environment Manager は、ポリシー構成とユーザ個人設定を組み合わせて使用し、包括的なユーザ仮想化を有効にします。
- ポリシー構成 - 企業ポリシーを使用すると、企業デスクトップ環境を設定し、ユーザがアクセスできる対象、アクセス方法、処理内容を指定します。
- ユーザ個人設定 - ユーザがエンドポイントでカスタマイズできる項目です。これには、デスクトップの外観、アプリケーション メニューおよびボタン、言語設定、および画面解像度があります。
Environment Manager では、ユーザは、任意のロケーションやデバイスからアクセスできる1つの個人設定を使用できます。設定は切断時に保存され、ユーザはオフラインで作業できます。オフライン中の個人用設定の変更は、再接続するときに、企業ネットワークと同期されます。
Environment Manager ユーザ インターフェイスは、ポリシー構成と個人設定の両方を作成および編集する機能を備えています。これらの両方が、異なる方法で作成され、エンドポイントに配布されます。ポリシー構成設定は、構成ファイル (AEMP) に保存されます。有効にする前に、これをエンドポイントに配布する必要があります。ユーザ個人設定では、ユーザ インターフェイスは、データベースへのライブ接続を維持します。変更はただちにデータベースに保存され、次回構成ポーリングを実行するときに、各エンドポイントで有効になります。
Environment Manager の詳細については、Environment Manager ヘルプをご参照ください。
Environment Manager 管理ツール
Environment Manager は次のスタンドアロン ツールでパッケージ化されています。これは、管理者が構成を作成し、個人設定データベースで作業できるように支援します。
- Environment Managerログ設定
- Environment Manager監視
- 個人設定サーバ ログ ビューア
- Environment Managerログ ファイル変換
- EMP ファイル ユーティリティ
- EMP 移行ユーティリティ
- EMP 移行コマンドライン ユーティリティ
- EMP レジストリ ユーティリティ
- ファイルベースのレジストリ エクスプローラ
詳細については、「Environment Manager 管理ツール」をご参照ください。
個人設定オペレーション
個人設定オペレーションは IvantiEnvironment Manager のユーティリティであり、Web コンソール経由で個人設定データを管理できます。ロールに応じて、ユーザは一度に単一ユーザまたは複数のユーザのバックアップと現在の設定を管理できます。監査ログを検索して削除し、個人設定グループの移行ステータスを表示することもできます。
詳細については、個人設定オペレーション ヘルプをご参照ください。
Performance Manager
Performance Manager を使用して、ルールを実行し、システムのアプリケーションとユーザの CPU とディスク リソースの割り当てと分散を正確に管理します。Performance Manager には、CPU スレッド スロットリング機能があり、リソースに対する要求を制御し、システムの効率的かつスムーズな実行を保証します。
Performance Manager では、詳細レベルで管理を行い、セッション、アプリケーション、デスクトップの状態に基づいて、リソースを割り当てることができます。
詳細については、Performance Manager ヘルプをご参照ください。
管理センター
管理センター は拡張可能なマルチティア システムであり、構成情報の集中管理と、多数のエンドポイント デバイスとユーザ環境への構成情報の安全な配布を可能にします。管理センター は包括的な監査と報告を統合し、フェールオーバーをサポートして、サーバの障害回復力を実現します。
管理センター は、管理サーバ、データベース (Microsoft SQL Server)、管理コンソール、および配布エージェント (管理対象の各エンドポイントにインストールする必要があります) から構成されます。
配布エージェントは、管理サーバ経由で、管理対象のエンドポイントからデータベースへ、イベント データをアップロードします。製品構成は製品コンソールで作成され、管理センター データベースに保存されます。ここから、管理対象のエンドポイントでインストールするために、配布エージェントによって、製品エージェントとソフトウェア更新とともに、ダウンロードすることができます。
管理センターコンポーネント
管理センター には次のコンポーネントがあります。
- 管理コンソール - 管理コンソールは、管理サーバおよび他の 管理センター コンポーネントへのインターフェイスを提供します。これにより、配布グループ、ユーザ、イベント データとアラート、構成とパッケージ、管理対象のエンドポイント、およびレポートを制御できます。
- 管理サーバ - 管理サーバは、Microsoft Internet Information Services (IIS) を使用して、データ アクセスとデータ保存用の Microsoft SQL Server データベースとの通信を管理します。これにより、セキュリティ制御、ネットワーク検出サービスおよび管理対象のエンドポインへのソフトウェア配布を管理するための通信、リソース管理、および監査を実現します。
- データベース - 管理センター は Microsoft SQL Server データベースにアクセスし、User Workspace Manager ソフトウェア エージェント、構成パッケージ、ライセンス パッケージ、イベントおよびアラート データを保存して取得する必要があります。管理サーバは、管理センター ホスト コンピュータまたはリモート コンピュータにローカルでインストールできます。
- 管理されたコンピュータの配布エージェント - 配布エージェントは管理されたエンドポイントにインストールされ、製品エージェントと 管理センター 間の通信を管理します。 次のように、配布エージェントを展開できます。
- 管理コンソールで、配布エージェントのインストール機能を使用します。
- 各エンドポイントで、管理サーバ Web サイトからエージェントをダウンロードして、インストールします。
- サードパーティの配布メカニズムを使用します。
詳細については、管理センター ヘルプをご参照ください。